創立者の想い ~父の代から地域の活性化に取り組んでいます~
創業者 森田 憲治
財形不動産の創業者は私の父でした。東麻布で半世紀近く仕事をさせてもらっている弊社ですが
当時から商店街や地域の活動に積極的に関わらせていただいておりました。
東麻布商店街では毎年、麻布十番のお祭りの後…9月のころになると「かかし祭り」が開催されます。「なぜ東麻布でかかし?」と思われる方も多いかと思います。その理由は、山形の舟形町との交流がもとになっているからでした!花笠音頭で有名な山形県出身の商店会長さんが当時いらっしゃって そのご縁で始まったと聞いております。私が小学生だった頃に飯倉小学校(現在は廃校)は山形の舟形小学校と兄弟校ということで、毎年夏には交歓会というお互いの家に一時的なホームステイをしあう行事がありました。これは都内でも珍しい取り組みで他行からの視察団が、父が小学校のPTA会長をしていた時にもたびたび訪れていたのを覚えております。
私も小学校4年生と5年生の時に山形の生徒さんのお宅に、3泊4日で2度ホームステイをさせていただきました。
3泊4日くらいお邪魔した事があります。とても楽しかったのを懐かしく想います。そして当時、山形の家庭の女の子をこちらの自宅に泊まっていただいた時には東京タワーを案内したり、回転するきれいな夜景を臨める銀座のレストランで食事したりしました。そういえば、繁華街のゲームセンター等にも一緒に行きましたね♪あのような貴重な体験ができたのも、東麻布の地域の方々が時代を超えて人と人との繋がりを大切に、伝統を護ってきてくださったからだと感謝の思いでございます。
東麻布と言ってイメージがわかない方へ。
今の、麻布台から商店街の南を流れる古川を渡った辺りは住民の日常生活物資が並ぶ商店街だったそうです。
生鮮三品(鮮魚、精肉、野菜)、日用品、銭湯、その昔は映画館や芝居小屋までが並び、なかなか賑やかな通りだったと伝え聞いております。近年は、東麻布商店街も飲食店やおしゃれなパーソナルジム・カフェなどの出店が増え、ドラッグストアの出店もあり、当時とは違う利便性を備えた商店街に変化してきました!
今後も東麻布は古きよきものは大切にしながら新しい形に変化していきます。
どうぞ、これからの発展もご期待くださいませ★